若い女性に多い、感覚が麻痺して悪化していく〇〇便秘・・・。
本当は
怖いこととか
不安を煽るようなことは極力言いたくない
と思うのですが
でも
知っておいたほうがいいことは
ちゃんと伝えよう!
言わなくてはいけないことを伝えるのは
看護師ならでは・・・
ということで今日の内容。
感覚が麻痺して悪化していく
〇〇便秘!!
これに当てはまるのは
☑忙しくてトイレに行く時間がない
☑朝はバタバタと準備している
☑仕事のせいで、トイレに行く時間が振り回される
☑周りに気を遣いやすい
☑トイレに行きたい時に、我慢してしまう時がある
☑職場のトイレで排便するのに抵抗がある
☑便秘が酷くなっていっている気がする
☑便が固くて出にくい
☑残便感がある
に当てはまる人です。
これは
直腸性便秘
というものです
腸は
小腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸
から成り
最後の
直腸の部分に溜まっていまう便秘のこと
普通は
①直腸の中に便がたどり着く
(直腸内の圧が上がることで体が便を感知)
↓★排便反射が起きる
②大脳に伝わる
↓
③便意としてお知らせ
↓
④排便
という流れなのですが
直腸性便秘の方は
便意があっても
何らかの理由で我慢してしまうことにより
便意が鈍くなり、消失してしまう・・・・
そして
どんどん便意がわからなくなり
出さねばならぬ時に出せず
どんどん便の水分がなくなり
固くなって出しにくくなり
悪化。
ということが
ものすごく多いのです。
そして
すごく面白いのが
’②大脳に伝わる
↓
③便意としてお知らせ’
の部分の大脳。
これは、
大脳皮質が反応しています。
大脳皮質の働きを簡単に言うと
理性を司る。
だから
理性で便意を我慢して
便秘が悪化してしまう。
というようなことになります。
(人間の体ってすごい〜)
この
直腸性便秘の改善方法としては
★便意を感じた時に我慢しない
★便意を感じなくても、決まった時間にトイレに行く習慣を作る
★水を飲む
(水が足りなくて、固くて出ない、ということが非常に多いです)
です。
お試しあれ〜